膀胱内視鏡で見た膀胱がん。多発している。
その名のとおり、膀胱内に発生するがんです。膀胱がんは、膀胱内側の粘膜である尿路上皮ががん化することによって引き起こされます。
その初発症状は痛みを伴わない血尿です。その程度は薄いピンク色から鼻血のような真っ赤な血尿まで様々です。時には茶褐色のような色の場合もあります。血尿は一旦出現すると持続する場合もあれば、間欠的に出たり止まったりを繰り返すこともあります。時には数週間から数か月の期間を置いて出現する場合もあります。
詳しくは国立がん研究センターがん情報サービス 膀胱がん(外部リンク)へ
尿を顕微鏡で直接観察する尿沈渣、尿中のがん細胞を探す尿細胞検査(外注検査)、体外から膀胱を観察する腹部超音波検査、そして膀胱内視鏡検査が実施できます。
これらの検査で膀胱がんの診断と術後の経過観察を行います。